メアリー・アニング
初期の化石採集者で古生物学者メアリー・アニング。彼女の1840年代での女性相手の恋を描いた映画。
メアリー・アニングは1799年生まれだから、彼女の40代を描くことになる。
フランス革命とそれに続くナポレオン戦争の影響で英国の富裕層は大陸へ旅行することが出来なくなった。
これは英国国内での観光地の開発が進むことを意味している。
メアリ・アニングの生地であるドーセットも観光地となった。
そしてドーセットの崖で産出されるさまざまな化石、無脊椎動物から恐竜までも、記念品や土産物品として高値で取引されることとなった。
メアリー・アニングは亡くなった父の後を継いで、化石採集業者となり、家族を養った。
そして、プレシオサウルスやプテロサウルスの化石の発見につながることになる。
彼女は化石や地質学について多くの知見をもっていたが、当時の学会は女性お断りだった。
メアリ・アニングの多くの発見は30代以前になされたもの。
この映画では40代を描くが、アカデミックな発見というテーマは映画から除外されるのだろうか?
気がかりである。
監督・・・フランシス・リー(『ゴッズ・オウン・カントリー』
出演
ケイト・ウィンスレット(『タイタニック』、『ミルドレッド・ピアース』)シアーシャ・ローナン(『つぐない』、『ブルックリン』、『ふたりの女王メアリとエリザベス』
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