The Crown - #Netflix new TV series - roll cameras #Ely #castingSA's #myjob pic.twitter.com/emdOqSIZ3x
— Arron Cuthbertson (@adudetweets) 2015, 8月 23
ネットフリックス製作のブリティッシュロイヤルファミリーを描いたドラマ。全体で6シーズン60エピソードを超えるものになるらしい。
脚本は『フロスト×ニクソン』『ブーリン家の姉妹』『くたばれ!ユナイテッド』のピーター・モーガン。
これは期待できる。
(感想は末尾に)
主人公はエリザベス王女。
フィリップ・マウントバッテンとのロイヤル・ウェディングは楽しみだ。
少女時代のエリザベス、第2次世界大戦、婚礼、即位・・・と描いていくのだろうか。
『ダウントン・アビー』の大成功がアメリカの資本と視聴者の関心をUKの歴史ドラマ製作へと向けているのかな?これからも楽しみ。フランス王室とかロシア王室も描いて欲しい。
6シーズンの大作。
ダイアナ妃のシーズンは当確と勝手に予想してみる。
詳しい予想は下記に。
Netflix: ザ・クラウン / The Crown の第2シーズンは2017年12月8日スタート。:
キャスト
クレア・フォイ Claire Foy ・・・ エリザベス王女(現女王) Princess Elizabeth
『BBC ウルフ・ホール』のアン・ブーリン。1984年グレーター・マンチェスターの生まれ。
BBC『リトル・ドリット』でヒロインを演じる。
ニコラス・ケイジ主演の『Season of the Witch』のwitch役。
ウェストエンドの『マクベス』でジェームズ・マカヴォイと共演。マクベス夫人を演じた。
次回作はBreathe。アンドリュー・ガーフィールドと共演。ポリオがテーマ。
“Those who are made, can be unmade.” Claire Foy is Anne Boleyn. #WolfHall pic.twitter.com/lOvemh5sxt
— BBC Two (@BBCTwo) 2015, 1月 21
マット・スミス Matt Smith ・・・ フィリップ・マウントバッテン Phillip Mountbatten
『ドクター・フー』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジョン・リスゴー John Lithgow ・・・ ウィンストン・チャーチル Winston Churchill
ヴァネッサ・キルビー Vanessa Kirby ・・・ マーガレット王女 Princess Margaret
『大いなる遺産』舞台『欲望という名の電車』でWhatsonStage Awards 2015 のBest Supporting Actress In A Play を受賞。
アンディー・サンダーソン Andy Sanderson ・・・ ヘンリー王子,グロスター公爵 Prince Henry, Duke of Gloucester
ネタバレになるかもしれないから空白後にイギリス王室の流れと感想
在位年、名前、配偶者
()内は生没年
1837-1901 ヴィクトリア(1837-1901) = アルバート(1819-1861)
↓
1901-1910 エドワード7世(1841-1910) = アレクサンドラ・オブ・デンマーク(1844-1925)
↓
1910-1936 ジョージ5世(1865-1936) = メアリー・オブ・テック(1867-1953)
↓
1936 エドワード8世(1894-1972) = ウォリス・シンプソン(1896-1986)
↓
1936-1952 ジョージ6世(1895-1952) = エリザベス・ボーズ=ライアン(1900-2002)
↓
1952- エリザベス女王(1926-) = フィリップ・マウントバッテン(1921-)
感想
クレア・フォイはうまい。リアリティのあるエリザベス女王とその喜怒哀楽を演じている。マット・スミスはドクター・フーそのままと思ったら違った。キングジョージ5世の死を知ったエジンバラ公の悲しみ。日常が去っていることへの慄き。
映画『プライドと偏見とゾンビ』のコリンズ役を演じている。これはとても気になる。観るべきだろうか。次回作はロバート・メイプルソープで本人を演じる。
ヴァネッサ・キルビーは綺麗だった。気品もある。ピーター・タウンゼントとの恋愛を貫こうとする苦悩を演じていた。
このマーガレット王女の結婚問題と国民・国教会との力関係はこのドラマのユニークな点だ。
過酷な第二次世界大戦とその後の不況を耐え忍んだ国民にとっては、マーガレット王女の恋愛はとても喜ばしい出来事だ。
一方で国教会は伝統が基盤だ。
伝統をないがしろにすることは彼らの生活文化的基盤をないがしろにする。
一枚岩ではない様々な勢力の葛藤。ここにドラマの愉しさがある。
アレックス・ジェニングスの演じるウィンザー公は最高だった。女王をシャーリー・テンプル呼ばわりする。とても面白い。一方でこのような親戚がいたら最悪だよなあ、と思った。責任を果たさない。
家族とは基本的に良いものだけど、困ったものでもある。これは王族も一般家庭も一緒だ。
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