キリアン・スコット演じるセス・ダベンポート Seth Davenportはアイオワの説教師。
彼には野心があった。
反乱を煽動すること。
一方で大企業側は容赦ないプロを雇った。
南北戦争後の大企業の躍進(金ピカ時代)とそれに続く1873年から1896年にわたる世界的な大不況とそれにともなう労働運動が背景と思われる。
南北戦争において合衆国は戦費を賄うため大量の国債を発行した。
しかし財務省は国債の販売に失敗する。
そこでジェイ・クックを代表する銀行家たちに国債の販売を委託した。
結果は大成功となった。合衆国は戦費の調達に成功し、南北戦争にも勝利することとなる。
そして銀行家や資本家はさまざまな恩恵を受けることとなる。
癒着、寡占、情報の漏洩。
寡占の例としては日本のテレビ局が良い例だ。
わずか5つの民放がGDP世界第3位の国の放送を寡占している。
わんさか儲かったことだろう。
さまざまな恩恵を受けた資本家たちは鉄道の建設に邁進する。
鉄道は画期的な発明だ。
飛行機と自動車と高速道路の発明前は他に交通手段・大量輸送手段が水路を必要とする船以外にないのだから。
そして一度鉄道を敷設すると、競合する路線を建設するのは難しい。
だから資本家たちは鉄道を建設する。
一時期は農業に次いで鉄道は合衆国の労働者を雇用していた。
過剰に資金が流入し、設備は過剰となった。収益性が悪化する。
ここで欧州での不況にも影響されて、合衆国を景気後退が襲う。
労働者は余剰となり、働くことができる日は減り、日給も減った。
という背景と思われる。
違っていたらどうしよう(笑)
Damnationの意味は、地獄に落ちること,破滅、天罰。
キャスト
Killian Scott ・・・ Seth Davenport
Sarah Jones ・・・ Amelia Davenport
Christopher Heyerdah ・・・ Don Berryman
Nola Augustson ・・・ Della
Joel McNichol ・・・ Gary Lundeen
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